全体集合と補集合の定義

全体集合と補集合の定義

(1)全体集合(普遍集合)

考えている対象全体を全体集合または普遍集合という。

(2)補集合

全体集合\(X\)の中で集合\(A\)に含まれない要素全てを集めた集合を\(A\)の補集合といい、\(A^{c}:=X\setminus A\)で表す。
すなわち、\(x\notin A\Leftrightarrow x\in A^{c}\)である。
また、\(x\in A\Leftrightarrow x\notin A^{c}\)も成り立つ。
全体集合を\(X=\left\{ a,b,c\right\} \)とする。
このとき、
\(\left\{ a\right\} ^{c}=\left\{ a,b,c\right\} \setminus\left\{ a\right\} =\left\{ b,c\right\} \)
\(\left\{ a,b\right\} ^{c}=\left\{ a,b,c\right\} \setminus\left\{ a,b\right\} =\left\{ c\right\} \)
となる。

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全体集合と補集合の定義
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