切片の定義
切片の定義
整列集合\(\left(X,\preceq\right)\)が与えられたとき、元\(a\in X\)に対し集合\(X\left\langle a\right\rangle =\left\{ x\in X;x\prec a\right\} \)を\(X\)の\(a\)による切片という。
整列集合\(\left(X,\preceq\right)\)が与えられたとき、元\(a\in X\)に対し集合\(X\left\langle a\right\rangle =\left\{ x\in X;x\prec a\right\} \)を\(X\)の\(a\)による切片という。
自然数全体の集合\(\mathbb{N}\)に通常の大小関係\(\leq\)を入れた整列集合\(\left(\mathbb{N},\leq\right)\)を考えると、\(\mathbb{N}\left\langle 3\right\rangle =\left\{ 1,2\right\} \)となる。
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タイトル | 切片の定義 |
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整列集合の定義
ツォルンの補題
帰納的順序集合$\left(X,\preceq\right)$は極大元をもつ。
テューキーの補題
有限性をもつ空でない集合族$\mathcal{A}$に対し、包含関係を順序とする半順序集合$\left(\mathcal{A},\subseteq\right)$に極大元が存在する。
順序写像かつ順序単射であることと順序埋め込み写像は同値