第2種スターリング数の一般解
第2種スターリング数は次の式で表される。
-
は第2種スターリング数
(0)
組み合わせ論的解釈
区別の出来る個の玉を区別の出来ない個の箱に分けるとき、空箱ありの場合の数はで空箱なしの場合の数はとなる。
区別の出来ないの箱のとき、空箱ありとなしとの場合の数の関係より、
となる。
これは2項変換なので逆変換は、
となり与式は成り立つ。
(0)-2
のとき
となるのでの値に依らずに成り立つ。
のとき成り立つと仮定する。
これよりで成り立つ。
従って数学的帰納法より与式は成り立つ。
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