フィボナッチ数列同士の最大公約数
とする。
2つのフィボナッチ数列の最大公約数について次が成り立つ。
(1)
(2)
-
はフィボナッチ数列
でである。
となり一致する。
(1)
のとき
なので成り立つ。
のとき
なので成り立つ。
のとき
のときの結果を使うと、
なので成り立つ。
-
これらより、任意のについて成り立つので与式は成り立つ。
(2)
との最大公約数は
となる。
フィボナッチ数列の加法定理
より、
となるので与式は成り立つ。
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