関数の偶奇分解
関数の偶奇分解
任意の関数 は偶関数 と奇関数 の和で表すことができ、
と表せる。
ここで、 は
である。
任意の関数
ここで、
偶関数かつ奇関数になることと、 は同値である。
なぜなら は任意の に対し、 とならなければいけないので、 となり、これより、 となるからである。
は のときは を満たすので偶関数かつ奇関数になるからである。
これより、 も も満たすので となる。
なぜなら
これより、
偶関数では が成り立つので、
となる。
右辺1項は
となるので偶関数となる。
右辺第2項は
となるので奇関数となる。
これより、
と表すと、
となる。
右辺1項は
右辺第2項は
これより、
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タイトル | 関数の偶奇分解 |
URL | https://www.nomuramath.com/hyr1ds00/ |
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