2重和の変換

2重和の変換

(1)

j=0nk=0jf(j,k)=k=0nj=knf(j,k)

(2)

j=ank=bj+cf(j,k)=j=ank=ba+c1f(j,k)+k=a+cn+cj=k+anf(j,k)

(3)

m=an=bf(m,n)=t=a+bs=atbf(s,ts)=s=at=s+bf(s,ts)

(4)

j=0nk=0njf(j,k)=j=0nk=jnf(j,kj)=k=0nj=0nkf(j,k)=k=0nj=0kf(j,kj)=k=0nj=knf(jk,k)

(1)

j=0nk=0jf(j,k) はあるjについてk:0j+0jj:0nである。
これをjk平面で考え総和を取る順序を変える。
順序を逆にすると、あるkについてj:knkk:0nとなるので、
j=0nk=0jf(j,k)=k=0nj=knf(j,k)

(2)

j=ank=bj+cf(j,k)=j=an(k=ba+c1+k=a+cj+c)f(j,k)=j=ank=ba+c1f(j,k)+j=ank=a+cj+cf(j,k)=j=ank=ba+c1f(j,k)+j=0nak=0jf(j+a,k+a+c)=j=ank=ba+c1f(j,k)+k=0naj=knaf(j+a,k+a+c)=j=ank=ba+c1f(j,k)+k=a+cn+cj=k+anf(j,k)

(3)

{m=sn=ts
とおきmn平面で考える。
t=m+nであるのでt:a+bとなり、s=tnであるのであるtに対しss:atbとなるので、
m=an=bf(m,n)=t=a+bs=atbf(s,ts) となる。
次にs=mであるので、s:aとなり、t=n+sであるのであるsに対しtt:s+bとなるので、
m=an=bf(m,n)=s=at=s+bf(s,ts) となる。

(3)-2

2つ目の式の証明。
t=a+bs=atbf(s,ts) はあるtについてs:atbtt:a+bである。
これをst平面で考え総和を取る順序を変える。
順序を逆にすると、あるsについてt:s+bss:aとなるので、
t=a+bs=atbf(s,ts)=s=at=s+bf(s,ts) となる。

(4)

j=0nk=0njf(j,k)=j=0nk=jnf(j,kj)(kkj)

-

j:0n,k:0njなのでkを固定するとjj:0nkとなり、k:0nなので、
j=0nk=0njf(j,k)=k=0nj=0nkf(j,k) となる。

-

j=0nk=0njf(j,k)=j=0nk=jnf(j,kj)(kkj)=k=0nj=0kf(j,kj) となる。

-

j=0nk=0njf(j,k)=k=0nj=0nkf(j,k)=k=0nj=knf(jk,k)(jjk)

-

これらより題意は成り立つ。
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