複素フーリエ係数の関係

複素フーリエ係数の関係
関数\(f\left(x\right)\)が実関数であるとき、複素フーリエ係数\(c_{n}\)は
\[ c_{-n}=\overline{c_{n}} \] となる。
オーバライン\(\overline{c_{n}}\)は\(c_{n}\)の複素共役を表している。
\(f\left(x\right)\)が実関数であるので、
\begin{align*} c_{-n} & =\frac{1}{2\pi}\int_{-\pi}^{\pi}f\left(x\right)e^{inx}dx\\ & =\overline{\frac{1}{2\pi}\int_{-\pi}^{\pi}f\left(x\right)e^{-inx}dx}\\ & =\overline{c_{n}} \end{align*} となるので題意は成り立つ。
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タイトル
複素フーリエ係数の関係
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https://www.nomuramath.com/q6nkzhog/
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